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Channel: 心温まる怖話 –怖話ノ館(こわばなのやかた)
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偶然と不思議が絡み合って家を手に入れた話

  オカルトではないが、ちょっと不思議な話。   俺は昔から好きな神社があり、そこの桜や銀杏を見にバイクでよく行っていた。   そんなある日、その神社の近くで中古住宅の内覧会をやっていた。   今でもその時にどうして家なんかを見ようと思ったのか分からないが、“何故かその家に入りたい”と強く思った。   実際に家を見学するのは初めてで、緊張もした。 スポンサーリンク こうするしかないんですわ...

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朽ちかけた祠が生き返っていく度に

  これは、私の旦那の話。   旦那の仕事は現場監督で、縁あって呼ばれる地域がある。   それこそ過酷な現場が多いようだけど、必ず工事が始まるまでに家族全員で現場へ挨拶に出向く。   お酒を撒くと、安物のカップ酒なのに何故かすごい良い香りが辺りに立ち込めたり、その日は猛烈に食欲が出て大食いをしたり、色々と不思議なこともある。   それはそれで楽しいのでいいんだけど。...

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トイレで遭遇した巨大なクモと私

  これは、過去に勤務していた会社のトイレでの話。   便器の中の水が溜まっているところに『巨大なクモ』が落ちてしまったらしく、必死にもがいていた。   私はクモが大嫌いなので、そのまま大の水流で流してやろうかと思った。   けれど、あまりにも大きいので祟られるかもと思い、トイレットペーパーを垂らして水の中から助けてあげた。...

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可愛らしいほど仲の良い祖父と祖母

  これは、私の祖母の話。   駆け落ちして一緒になった祖父とは本当に仲が良くて、チャーミーグリーンの昔のCMのように可愛いらしかった。   祖父は最後にボケて、スイッチが入ると祖母に「浮気してるだろー、見たぞ」と夜中に起きて祖母を責めたり、タクシーを拾う高度な徘徊をしたりで、温泉病院に入ったのちに亡くなった。...

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林道の先で出会った不思議なおっさん

  自動車運転免許を取って以来、もう6年近く愛車のジムニーを転がしては各地に旅へ出たり、林道やクロスカントリーを楽しんでおります。   ※クロスカントリー 舗装されていない道路や、道として整地されていない砂地や岩場などを車で走ること。   以前、近くの山に「結構難所の多い林道がある」と仲間内から聞き、練習がてら何度かその山に入っては遊んでいました。...

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猫のミャーさんと俺の誕生

  あなたは『猫が一生に一度だけ人の言葉を話す』という噂をご存知でしょうか?   これは、俺が生まれた頃の話。   当時、うちでは猫を二匹飼っていた。   その事を知った最近、親父に「こうこうなんだけど、ミャーさんは喋った事ある?」と聞いてみた。   ミャーさんとは猫の名前だ。   そしたら、「一回だけある」と親父。 スポンサーリンク お前が生まれたからミャーさんは・・・...

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ホステスとして働いていたスナックにて

  私は老舗のスナックでホステスとして働いていたことがあるのだが、裏口を出た辺りでスーッと横切る男性がいるのをたまに見かけた。   店はビルの3階の角で、男性の進行方向は行き止まりだった。   そのまま進んだら、柵を越えて落下してしまう。   霊だな・・・とすぐ分かったが、不思議と恐怖感はなかった。   その男性を何回か見た後、ママにそのことを尋ねてみた。...

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かっこよすぎる祖父の遺言

  これは、私の祖父の話。   その日、祖父は入院中だったけれど、術後で体調が安定したので外泊した。   そして翌朝に祖父が起きると突然、「今日ぼくは死ぬから、(うちの父で医者)君を呼びなさい」と伯母に言った。   その頃には祖父は少し呆けていたし、「明日また入院するんだから、顔色もいいし大丈夫よ。迷惑でしょう」と取り合わなかった。...

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天国にいる彼が私を元気づけるために

  これは怖い話というより、ちょっと不思議な話かもしれません。   私が以前付き合っていた彼は、3年前に急性白血病でこの世を去りました。   病気の進行が早かった為に治療は無菌室で行い、また外部との接触も遮断され、会えない日が続きました。   薬の副作用が日に日に彼の体力を消耗させていくようでした。 スポンサーリンク 俺、いつか犬を飼いたいんだよ これは、ある日の夢です。...

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仏壇に向かって宇宙語を話していた息子

  これは、お盆に起きた不思議な出来事。   私の母が昨年末に他界した。   母は、1歳7ヶ月の孫(私の息子)を本当に可愛がっていた。   そして今年のお盆、実家へ帰ってお線香をあげたら、なにやら仏壇に向かって宇宙語を話していた息子。   その後、息子を連れてスーパーへ買い物に出掛ける。   その時、普段はそこまで騒がない息子が「リンゴ!リンゴ!」と叫び、あまりにうるさいので買ってあげた。...

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猫に故人の顔を見せると成仏できない

  これは、3年前に祖母が亡くなった時の話。   病院から自宅に連れ帰り、家族みんなでしみじみ泣いていた。   ただ、『猫に故人の顔を見せると成仏できない』という地方の習わしがあり、祖母が可愛がっていた猫のミイちゃんには祖母を見せず、私は父に言われて外の物置に連れて行った。 スポンサーリンク もう一回だけ頼んでごらん...

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電柱の前で手を合わせていた女の子

  これは、俺が小6の時に体験した話。   俺の実家の近くには、事故の多い交差点がある。   そこは見通しの悪い場所なので「そんなもんか」と思っていたが、ある日の下校途中、小3くらいの女の子が電柱の前で手を合わせていた。   「あれ?事故で人が死んだのかな?」と思って、家に帰ってからお婆ちゃんに聞いてみた。 スポンサーリンク ああ、助けられたんだ。 「あそこの通りで事故あった?」...

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6年前に癌で亡くなった母のこと

  母が癌で亡くなって6年になる。   癌を見つけた時には、もう余命一年の宣告。   父と相談の上、母には告知しなかった。   一年間、騙し続けた。   私はその当時、二番目の子供を妊娠中。   大きいお腹で母の病室に通った。 スポンサーリンク 母は私の傍にいる ある日、母が私の腹を撫でて、まだ見ぬ孫の名を付けて呼んだ。   母の死後からちょうど一ヶ月の日、娘は生まれた。...

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いつもはガラガラの銭湯が満員だったワケ

  俺が小学生の頃、近所に100年近く続いている小さな銭湯があった。   老舗とはいえ時代の流れか、客入りはそれほど良くなかった。   俺の爺さんは大層お気に入りで、その銭湯に通うのが楽しみの一つだった。   何の前触れもなくポックリと死んだが、その前日も通っていたくらいだ。 スポンサーリンク 不可解な混雑 ある週末の夜、親父に銭湯へ連れて行ってもらった。...

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会ったことのない亡き義父からの頼み事

  これは、義父のお墓参りにあたっての相談事です。   主人の20歳前に他界され、私は会ったことはありません。   ですが、主人の転機や何かある時には、私は義父の夢を見ます。   大抵は主人が寝ているところに義父が座り、何か変わり事があるとお知らせに来る夢です。   私は会ったことはなくても、なぜか義父と分かりました。...

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黙って私の頭を撫でてくれた女の人

  これは、少し不思議な体験をした話です。   ふと昔のことを思い出しました。   中学生の時に両親が離婚したけれども、その前後数年間は荒れ狂う家庭のことを誰にも相談できず、声を押し殺して泣きながら寝る日々が続いていました。   でも気付いたら目に見えないけれども、髪が肩くらいの長さの女の人が黙って私の頭を撫でてくれるような感じがする日が増えていきました。...

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祖父母の家で奉公していた少女の話

  これは、祖母から聞いた話です。   母と二時間ドラマを見ていて、「お手伝いさんの名前って大抵アケミやねえ」と私が言うと、母が「そういやママが子供の頃にいたお手伝いさんの一人もアケミちゃんやったわあ」と。※名前は仮名   「お手伝いさんなんていたの!?」と私。...

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神様との約束を果たした祖父

  これは、本当に凄い人だった祖父の話。   3年前、祖父は病が末期になっても一切治療を拒み、医師や看護師が顔を歪めるほどの苦痛に耐えながら死んだ。   体中に癌が転移し、せめて痛みを和らげる治療(非延命)をと、息子(父)や娘たち(伯母)が懇願しても絶対に首を縦に振らなかった。   葬式の後、親しかったご近所の将棋仲間が家族に宛てた祖父の手紙を渡してくれた。...

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私の人生を変えた一匹の猫

  これは、私の人生を変えた一匹の猫との話。   夫の単身赴任で一人暮らしだった頃、近所の外飼い猫(オス)に異様に懐かれた。   高価そうな首輪をした子猫だったが、エサもやらない我が家に毎夜のように来ては爆睡していった。   そんなある冬、泊まりがけの出張中に予想外の大雪に見舞われた。   私はとにかく猫が心配で、大急ぎで家を目指した。 スポンサーリンク 私の人生を変えてくれた...

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ちいちゃい私を見つけてくれたあの子は神様

  私の母方の親戚には脳に障がいのある子がいて、これはその子についての話。   名前を仮に『ユリナちゃん』とします。   去年のお盆に実家に帰省していた時、ユリナちゃんの家族が我が家へ遊びに来ました。   ユリナちゃんは13才になるけれど、知能は幼児レベルしかありません。 スポンサーリンク あの部屋に置いてきた...

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